調べ物をしていたら面白い記事を見つけたのでこちらで紹介。
なんでも成功しているスタートアップ創設者には幾つかの共通した性質や気質があるとのこと。
スタートアップなんて95%は日の目を見ることなく生まれては消えていくと言われていますが、一つの参考となる読み物としては面白いかも。
以下にまとめたのでどうぞご覧ください。
7つの共通した性質を紹介
7つの性質なんていうと大層なものに聞こえるけど、一つ一つはどんな人にでも当てはまりそう。
性質というよりかは気質といった方がピンときやすと思います。
全部合わさるからこそ意味があるんですかね?
それではどうぞ。
人を巻き込み、まとめ上げる事が出来る
よく言われるのはイーロンマスクやジョブズのように並外れた才能を持つ人こそがスタートアップの設立者として成功するということですが、ビジョンや製品のすばらしさに裏打ちされた説得力があるからこそ成功への道を一気に駆け上がりました。
しかし一般的に早い段階にあるスタートアップの設立者は全ての役割をこなしながらも、適材適所で人を振り分けビジネスを加速させていく必要があります。
マルチタスクをしない
ツイッター創設者のジャック・ドーシーって知ってますか?
彼の働き方の一つに、1日一つテーマを決めてその日はそのテーマに沿った仕事しかしないというのがあります。
月曜日はマネジメントに沿った仕事を、火曜日はプロダクトに関連した仕事を、水曜日はマーケティングに関する仕事をするといった感じに。
1日レベルは本当に作業量が多い時には有効かもしれませんが、実際とある研究では一つのテーマやタスクに沿った仕事に集中することは、生産性を高めるのにとっても有効だという結果が出ています。
それは単純に別の作業に移る時にその作業を続けた時に比べ40%もの時間を消費してしまうからと言われています。
忙しいスタートアップの創業者こそ一つのことに注力することは、効率の観点からもとっても大事ということです。
高い目標を掲げ続ける
創業者が一番やるべきことは高い目標や大きなビジョンを掲げ、会社や仲間にマインドを共有し続けることです。
いくら創業者に能力や人脈があったとしても、人を共感させ動かすだけの高い目標やビジョンがなくては会社としてスケールすることは出来ません。
ましてや多くのスタートアップの最初の大変な時期において、全員が高い目標を志し進み続けるということが成功の大きな鍵を握ります。
スタートアップの創業者はそのマインドや目標を会社や仲間に示し続けることが成功への一歩となります。
風通しの良い集団を作り上げる
スタートアップでメンバーが皆平等である事は、様々な面で効果を発揮します。
多くの成功しているスタートアップでは、働いている人を従業員とは言わずにチームメンバーとして考え常にフラットな関係を保っています。
会社内の風通しが良くなることでお互いにより協力的になり、生産性が高まりより創造的なアイディアも生まれます。
そうすることで会社のカルチャーが育まれ多くのイノベーションに繋がりやすくなるのです。
優先順位を明確にする
早い段階のスタートアップにとって、目の前の急ぎのタスクによって長期的なゴールを後回しにしてしまうことがあります。
ワークライフバランスなんて気にしない
そもそもスタートアップを成長させていく段階では、息をすること、食べること、眠ることのすべてをプロダクトに反映させなくてはなりません。
ある有名なスタートアップの創業者は、起業家においてビジネスを大きくするということはその人の人生そのものであるべきなので、ワークライフバランスという概念そのものが間違っているということも言っています。
多くの起業家にとってワークライフインテグレーションという表現の方が正しいのかもしれません。
働く時間に重きを置かない
スタートアップにおいて、どのくらいに時間をプロダクトにかけたかということで成功するかどうかが決まると言われています。
しかし生産性に関するある研究によると、ベンチャー企業が成功することとどのくらいの時間をかけたかということは必ずしも相関関係があるわけではないと報告されています。
この報告ではむしろ理想的な働く時間は40時間以下とも言われています。
働く時間を制限することにおいて、作業効率は大きく向上するのです。
まとめ
よく言われていることもあれば、あまり納得できないことも書かれていたり。
僕が思うにスタートアップで周りと差をつけられるポイントっていうのは、スピード感と実現させるための戦略だと思うんですよね。
ある程度ビジネスが軌道に乗ってきたらチームをマネジメントすることやタスクの管理も重要になってくるけど、創業の一番最初の段階においてはやっぱりスピード感が成功の鍵だと思っています。
参考記事:http://tech.co/habits-successful-startup-founders-2016-01