早速ですがボルダリングにしばらく通っていて気付いたことがあります。
それは普通のジムよりも異性と仲良くなりやすいということ。
友人同士で行った時にはいつもの仲間が別の友達を連れてきたり、またコースにチャレンジする時に自然と会話が始まり距離が縮まりやすかったりと、ボルダリングを通して意外な出会いにつながるということを発見しました。
ボルダリングからの出会いとスキンシップでは精神的な距離もぐっと縮まります。
じゃあどんなところで仲が良くなりやすいか、どうしたらいいかっていうのを解説していきます。
一体感と達成感の共有
コースにチャレンジしていく一体感
当たり前ですがボルダリングに来る人は皆、壁を登りに来ています。
つまりボルダリングをしている人は身体を鍛えるという目的はもちろん、新しいコースに挑戦したい!もっと難しいコースも出来るようになりたい!と思って来ています。
このコースはこんなルートもあるよね、こんな進み方があるんだ!という目標達成に向けて皆でチャレンジしていくとき、自然と一体感が生まれますよね?
一つのゴールに一緒に力を合わせて向かっていくという一体感は、実は距離を縮めるのにとってもいい方法です。
ゴールにたどり着いた時の達成感の共有
難しいコースでゴールまでたどり着いた時、なかなか出来なかったコースをクリアできた時、やっぱりその達成感は人と共有したくなります。
心理学的に考えるとこの達成感を共有できるという体験は、結果的に自己肯定感を満たすことにつながりそれを共有した人に肯定的な感情を抱くようになります。
分かりやすく言うと、達成感を共有した人には良い印象を持つようになるということです。
小さな成功体験をたくさん重ねることができるボルダリングは、ボジティブな感情を持ちやすい場として仲良くなるのに良い方向に作用するわけです。
アドバイスからのスキンシップ
ボルダリングを長く続けている人、初めてボルダリングをしに来た人、日々ボルダリングのジムには日々いろいろな人が入り乱れています。
そうすると上手な人やまだあまり上手く出来ない人などレベルの差がもちろん出てくるのは当然のことです。
具体的なアドバイスの糸口としては以下の通り。
コースの攻略ルートから会話が始まる
初めてボルダリングをする人はルートという概念すらありません。
ただ徐々にレベルが上がってくると、どの石にはどの足を使うなどの攻略ルートが大事になってきます。
ビギナーからしたら攻略ルートの概念を知るだけでも驚きで、正しいルートを使うと出来なかったコースが出来るようになるなど、上達が目に見えて実感しやすいわけです。
これって教える方も会話が始められるし、教えられる方も上達できるしwin-winですよね。
そんな些細なところから会話は始まることを覚えておいてください。
自分の登り方を見せてお手本になれる
なかなか登れない人は登り方のお手本を見せてもらうことで、視覚的に攻略ルートやフォームを学ぶことが出来ます。
これって実は結構有効で、お手本を見せることで教えてあげる人と教わる人の主従関係が良い形で出来上がるので、よっぽど気持ち悪い登り方やヘマをしない限りこちらからのアドバイスは素直に受け取ってくれます。
難しいと言われるコースをしなやかなフォームで爽快に登りきったら、そりゃ熱い視線も注がれるわけですよ笑
男らしく背中で語るということです。
教えるときのポイント
上手な人がアドバイスを求められるということはよくあることですが、教え方も実は大事です。
アドバイスするときのポイントは以下のとおり。
- 押し付けがましくしない
- 威張らない
- 多くを語りすぎない
こういうアドバイスをする時ってまず要点を教えてあげて、教えながら上達していくっていうスタンスがいいかと思っています。
アドバイスをしてから丸投げしちゃったり1から10まで教えてあげるよりも、必要ならその都度アドバイスをしたり、一歩下がった位置でサポートしてあげてください。
この距離感に教えてもらう側は安心感を感じます(←これ大事)
教え上手な人って、実は精神的な距離感を縮めるのも上手な人なんです。
ボルダリングはそもそも声をかけやすい
これはいきなり声をかけるという意味ではありません笑
例えば難しいコースを登りきった人がいたとします。
そうすると、「おめでとう!」という声がけや、「すごいね!どうやって登ったの!?」などのカジュアルな質問なども自然に始められる雰囲気にあります。
またもうひと押しで登りきれた時や少し危ない転落の仕方をした時には、「大丈夫?」という声がけや「惜しかったね!」なども言いやすいように感じました。
ボルダリングのジムにはなんとなくこういう声をかけやすい雰囲気にあったりするんですよねー。
あくまで声をかけることが先立つのではなく、登る過程や登り終えた後に一言添えやすいということですので、変な勘違いはしないように笑
友達が友達を連れてくる
ここ最近ボルダリングが人気なのか人の出入りが以前より多いような気がします。
かくいう僕の周りでも友達が別の人を連れてきてボルダリングを始めることが多く、その場でも自然と会話が始まりやすいです。
この場合は仲良くなりやすいというよりかは友達の輪が広がりやすいということかな。
とはいえ最近ではボルダリングはおしゃれな趣味として認知されてて、ランキングでも上位にランクインしているらしいですね。
そういう意味でもボルダリングはカジュアルに楽しめるスポーツとして日々新しい人がジムを訪れるということです。
まとめ
デートというとカップルやすでに親密な状態をイメージしがちですが、これから仲良くなろうっていう時にもボルダリングは一役買ってくれます。
もう一息の時には「頑張れ!」、出来た時には「おめでとう!」、そこから広がる会話も無限大です。
何よりボルダリングからの出会いやその場の一体感の共有は、精神的な距離を縮めるのにもとても有効です。
ボルダリングジムに来ている人たち、そこに期待を持っている人はあながち少なくないかもしれませんよ?