
どうも、こんにちは。
突然ですが、スポーツにおいて大事なのは筋力でしょうか、パワーでしょうか?
そもそもパワーって何?
このことに関してもよく分かっていない人が沢山いるよねってことで書いていきます。
頭で理解しているだけで、飲み込みが違ったりしますよ?
筋力とパワーの違い
筋力とパワーは定義のされ方が違います。
それぞれの定義は以下のとおり。
筋力とは
筋力とは字のごとく筋肉が発揮できる力の大きさを言い、英語ではフォースとも呼ばれますね。
例えばウェイトマシンで重いウェイトを持ち上げるのに必要なのは筋力のみです。
ここではどのくらいの重さのものを持ち上げられるか、くらいのイメージで良いのではないでしょうか?
パワーとは
パワーとは筋力×速度で定義され、瞬発的な力を発揮する能力のことを示します。
一般的には多くのスポーツにおいてパワーが重要視されます。
例えば野球を例にとってみても、筋力があるからと言っても必ずしも優れた打者とは限りませんよね?
プロ野球選手は打つタイミングで瞬間的に力を解き放つ能力に優れているからこそ、上手にパワーを解放し強い打球を打つことが出来るのです。
スポーツで必要なのはパワー
上でも少し説明しましたが、一部のウェィトリフティングなどを除いて、ほとんどのスポーツで必要とされるのは筋力を瞬間的に解放する力=パワーです。
よく筋トレばかりしていてウエィト何キロ出来たみたいに自慢している人がいますが、アスリートの観点から言ったら筋力を鍛え過ぎたばかりにスピードが犠牲になり、結果的にパフォーマンスが落ちてしまうというのはざらにあります。
そうです、トランクスとセルとのあのやり取りのことです←
トレーニングの違い
パワーを鍛えるためのトレーニングは筋力トレーニングとは微妙に違うよねっていう話。
一番シンプルなパワーを鍛える方法は、通常より軽い負荷で、素早く、瞬発的な動きでトレーニングを行うということです。
その際にスクワットジャンプやボックスジャンプなど、複数の関節を使った機能的な運動を行うことも効果的です。
パワーを鍛えることは、筋力を鍛えるだけでなく瞬発力も鍛えるってことに繋がります。
健康の面でもパワーは大事
スポーツをする上ではもちろんパワーは重要ですが、実は日常生活でもパワーっていうのは重要になってきます。
例えば横になった状態から立ち上がるとき、階段を上り下りするときなど持続的な筋力よりも瞬発的なパワーが必要ですよね?
特に高齢者は筋力が必要なのはもちろん、バランスの改善や骨の強化においても素早い動きを取り入れたトレーニングは効果があることが分かっています。
つまりノロノロ動くよりもキビキビ動ける状態の方が身体にとっていいんですよってことです!
まとめ
アスリートは筋力も鍛える以上にパワーを意識してください。
パフォーマンスに圧倒的な差が生まれます。
でも正直、パワーが大事とはいえパワーは筋力なくして生まれることもないわけですw
パワーを鍛えるために普段の筋力トレーニングにちょっとエッセンスを加えるだけで、日常生活においても効果を実感できるかもしれません。
筋肉だけでもダメ、瞬発力だけでもダメ、要はバランス良く鍛えてくださいってことですよ。
体作りの食事編について、以下のゴールデンタイムの記事も合わせて参照ください。